ボクシングの12年ロンドン・オリンピック(五輪)フライ級金、16年リオデジャネイロ五輪バンタム級金でプロボクシングWBO世界フェザー級王者のロベイシ・ラミレス(29=キューバ)が18日、横浜市内のジムで練習を公開した。25日、東京・有明アリーナで同級12位で12年ロンドン五輪バンタム級銅の清水聡(37=大橋)の挑戦を受けるラミレスはシャドーボクシングやディフェンスの動きを披露。12日に来日しており「日本の時差にも慣れた。日本の食事にも慣れました」と余裕の表情を浮かべた。
滞在している横浜市内で外食もしているというラミレスが気に入った日本食として「すしととんかつを食べた」と気に入った様子。日本流の「とんかつ=勝つ」の験担ぎで日本文化に触れている。
今年4月の王座決定戦で新王者になったばかり。いきなり敵地での初防衛戦を選択したが「特に私のキャリアの中で、この試合の意味合いはない。すべての試合が大事で、すべてのライバルが大事。よく考えてやりたい。ディフェンスが良いところをみせられたら、全部、良く終わる試合をみせたい」と自信を示した。
データでは、清水の身長180センチ、リーチ181センチに対し、ラミレスは身長165センチ、リーチ173センチと体格差がある。ラミレスは「私が対戦してきた選手は80~90%が私よりも背が高い。背丈は問題ない。背の低い選手でもリングの上で調整できる」とまったく気にしていない。
指導するイスマエル・サラス・トレーナーによると、総スパーリング数は110ラウンド以上。十分に実戦練習を積んできた手応えもあり、ラミレスは「清水は戦士だが、私は良いコンディションを作ってきた。良い試合ができると思う。相手はしっかり練習して上がってくるだろう。私も100%でリングに上がりたい。いつもやっているボクシングをやると思う。戦略は1週間後の火曜日(25日)まで待ってください」と最後まで笑顔でリラックスしていた。
サラス・トレーナーは「試合ではロベイシのスタイルが見られるだろう。アマの経験が豊富で、愛称が『エル・トレン』(列車)というだけに決して止まることはない。清水は背が高く、トリッキーな選手。それに対応する作戦を練っている」と明かしていた。

