08年北京オリンピック(五輪)柔道男子100キロ超級金メダルの総合格闘家・石井慧(36=チームクロコップ)が、約1年2カ月ぶりの総合格闘技マッチを勝利で飾れなかった。ヘビー級5分3回で、元UFCファイターのダニーロ・マルケス(37=ブラジル)と対戦。0-3(28-29×3)の判定負けを喫した。

序盤からケージ(金網)に追い込んでタックルに入った。石井が身長180センチ、体重108キロに対し、マルケスは身長198センチ、体重188キロと体格差があり、テークダウンを奪うことができなかった。最終3回には、サウスポースタイルの石井が左ストレートをヒットさせケージに追い詰めたが、下がったマルケスの連打を受けるシーンも。最後はお互いに連打で攻め込んだものの、競り負けた形となった。

石井のPFL参戦は19年10月以来、約3年10カ月ぶり。総合格闘技マッチは、22年6月に練習拠点となるクロアチアで開催されたFNC(ファイト・ネイション・チャンピオンシップ)6大会でチャーリー・ミルナー(英国)を40秒殺して以来だった。同年8月から今年3月までは国内でプロボクシング、K-1に参戦して打撃面の強化を図ってきただけに、この一戦は打撃勝負の成長ぶりを試す舞台だった。しかしUFCで2勝2敗、今年から参戦したPFLで2勝1敗の戦績を残すマルケスを攻略できなかった。

なおPFLはUFC、ベラトールに次ぐ第3の団体となる。