東京ドームに「デ・ハポン」の大歓声が響いた! IWGP世界ヘビー級選手権で挑戦者・内藤哲也(41)が、王者SANADA(35)を下して初の戴冠を果たした。

<こんな人>

内藤は普段から「言の葉」を大切にしている。信念は、マイクパフォーマンスにも随所に現れる。過去の試合を振り返る際には、必ず「○年○月○日の~」と正確な年月日を、会場名も「北海道立総合体育センター」などと正式名称を使用する。プロレス界では当たり前の「1・4」という言葉でさえ使わない。「好きな人にしかわからない言い方ではなく、誰が聞いてもわかる言い方で正確に伝えたい」と心がける。

ファンへ向けて使う「お客さま」にも、こだわりがある。凱旋(がいせん)帰国直後、ブーイングを受けた際に皮肉をこめて使い始めたが、コロナ禍を乗り越えた今は「拍手やブーイングがあってこそ」と、感謝の思いをこめる。

一方で「絶対」「必ず」という無責任な語を嫌う。21年1月。その内藤は「東京ドームのメインイベントにまた『必ず』帰ってくる」と宣言し、3年後に約束を果たした。一言一句に魂を宿す。だから言葉は響く。【勝部晃多】

【新日本】IWGP世界ヘビー級選手権SANADA-内藤哲也など/東京ドーム大会ライブ速報