WBOアジア・パシフィック・ライト級タイトルマッチ12回戦で、同級王者保田克也(31=大橋)が2度目の防衛に成功した。

同級11位佐伯瑠壱斗(25=岐阜ヨコゼキ)の挑戦を受け、計2度のダウンを奪って9回1分23秒、レフェリーストップによるTKO勝利を収めた。2回に右フックでダウンを奪うと、続く3回には左ストレートでダウンを追加。最後は左ストレートを顔面にねじ込んだところで、レフェリーストップとなった。

3試合ぶりのKO勝ちとなった保田は「ここ2試合判定でKOを念頭に置いて戦っていた。素直にうれしい。序盤に1度効かせたと思うが、すごい気持ちで盛り返された。本当にセコンドから自分のボクシングをする(と指示され)、プレスからカウンターパンチを当てる作戦でいきました」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。

昨年6月の同級王座決定戦で勝利した頃から、担当の鈴木康弘トレーナー(36)とKOで仕留める意識を高めてトレーニングを積んできたという。タイトル戦で自身初のKO勝利でもあり、1つの課題をクリア。「KOで勝つという目標は達成されたが、顔にダメージがあり、100点とまではいかない」と課題を挙げることを忘れなかった。

世界ランキングも果たしている。現在、WBOで13位にランク。今年は所属ジムが主催する「アジア最強ライト級トーナメント」(優勝賞金500万円)にも参戦する可能性がある。保田は「今年はこのベルトをもっと良いものに変えられるように1日1日を努力していきたい」と決意を新たにした。【藤中栄二】