RISEクイーン・ミニフライ級王者・小林愛理奈(23=FASCINATE FIGHT TEAM)が49・5キロ契約のスーパーファイトで“台湾の妖精”ワン・チンロン(23)と対戦。その豪腕ぶりをいかんなく発揮し、2R1分32秒、左ボディの連打でKO勝ちした。

身長152センチの小林に対し、ワンは同167センチ。長い足を生かした前蹴りや膝蹴りで距離を詰めさせないようにしてきたが、小林は強烈なローキックでワンの前足を破壊。左右のパンチをねじ込んでいった。

2R半ばには右ストレートが顔面にクリーンヒット。続けて左フックがワンを捉えると、左右のパンチをまとめて1度目のダウンを奪った。さらに立ち上がったワンに左ボディを連続でたたき込んでKO勝ちした。

小林は試合後、「今日がチャンピオンになってから初めての試合で、初めての国際戦になるんですけど、しっかりKOで勝つことができて良かったです」と話すと「ちょっと名前を出したい人がいるんですけど。小林愛三(まなぞう)選手、ちょっといいですか?」と、観戦していた前RISEクイーン・フライ級王者の小林愛三をリングに呼び寄せた。

小林は「愛三選手は自分がキックを始める前から活躍していた選手で、自分が上に行けたらやりたいなと思ってたんですけど、この前、オープンフィンガー(グローブ)で練習しているのを見ました。オープンフィンガーで(対戦)どうですか?」と聞くと、愛三も「まず、おめでとうございます。私もオープンフィンガーでやりたいって、今日言いに来たので。ぜひこのカードを決めていただきたいと思います」と対戦を承諾。2人は「お願いします」と拳を合わせた。

小林は客席に向かって「愛三選手と必ず盛り上げるので。女子格(闘技)、今あまりおもんないとか言われてますけど、自分らがいたら盛り上げることができるので、期待しててください」と呼びかけた。

小林はその後のインタビューで、オープンフィンガーグローブでの対戦を求めた理由について「(愛三は)パンチが重かったり、攻撃がすごく強い選手なので、オープンフィンガーの攻撃強い選手とやった方がヒリヒリ感がある。こっちも怖いんで、もしかしたら倒れるかもしれへんし、その緊張感があって面白いのでやりたいと思いました」とあらためて説明した。

RISEの伊藤隆代表は対戦の時期について「遅くても夏の大阪ではやりたい」とし、ケガ等の様子を見ながら試合を組むタイミングを探っていくとした。