アジア最大級の格闘技団体ONEチャンピオンシップは、28日に有明アリーナで「ONE 165:スーパーレックvs武尊」(ABEMA PPV ONLINE LIVEで国内独占生中継)を開催する。
それに先立ち、ABEMA格闘チャンネル公式YouTubeは、元ISKA世界ウエルター級王者で、K-1ワールドMAX2度優勝の魔裟斗氏(44)のインタビュー動画を公開した。
魔裟斗氏は今大会のメインイベント「スーパーレック対武尊」について「(もともと武尊と対戦予定だった)ロッタンよりもっと強豪なんじゃないかという気さえしています。僕の周りの格闘技関係の人たちに聞くと『スーパーレックやばい。強い』と言っています」と開口一番、語り出した。
今回、武尊はキックボクシングルールでスーパーレックと対戦する。魔裟斗氏は「スーパーレックはムエタイルールとキックボクシングルールでは戦い方が全く別。ムエタイルールだと膝と肘の選手。ほぼ肘の選手ですね。しかしキックボクシングルールだと肘がないので、膝、ハイキック、ローキックの選手に変わるんですよね。今回のルールは武尊にとって良いルールだなと思います」と分析した。
次に、ロッタンとスーパーレックの決定的な違いについて聞かれると「ロッタンとは何も考えなくてもかみ合いましたよね。どちらの方が打ち合ったら強いかっていうわかりやすい展開になっただろうな、と」とした上で「スーパーレックは、武尊からすると距離が遠い」と指摘。ファイトスタイルに言及し「武尊はその距離をつぶして、インファイトで戦いたいと思うけれど、インファイトで入っていった時にスーパーレックはそこから膝蹴りが得意なんですよね。ただ、中に入らないと武尊の得意のパンチの勝負がしにくいと思うので、中に入らなければどうしようもないけど、中に入ったら膝蹴りがあると。膝蹴りを打ってくるけど、武尊には鋼鉄のボディを作れと」と話した。
さらに魔裟斗氏はスーパーレックについて「蹴りがすごいって周りの評価ですけど、僕が見た感じ、蹴りよりも膝蹴り、あと右ストレートが重い。パンチは細かく小さく打つボクサーのようなパンチではないけど、ムエタイ特有の一発一発強く打つパンチ。あの右をもらったら危ないぞという気がします」と、右のパンチについても警戒すべきだと強調した。
そんな世界最高峰の打撃を繰り出すスーパーレックの攻略法について、魔裟斗氏は「以前、武尊がK-1で戦ったダニエル・ピュータスがスーパーレックを苦しめてるんですよね。どんどん前に出て、パンチでボディを打ったりして消耗させられてる。どっちが疲れてるかと言ったら、スーパーレックの方が疲れているように見えた。武尊も同じような戦い方で、前半、前にプレッシャーをどんどんかけて行って、ミドル、ローキックを防御しながら、膝もかいくぐりながら、ボディや顔にパンチを打って行くことができれば、後半4、5ラウンドにチャンスは来るんじゃないかと思う」と説明。
そして「武尊のパンチは一発があるので、一発当てることができれば、5ラウンド中に必ずワンチャンスは来るので、そこを武尊が逃さないことですね。チャンスが2回、3回も来ると思わない方がいい。ワンチャンス効いたと思ったらそこで終わらせるぐらいの気持ちで勝負に出てもいいんじゃないかなと思います。後半4、5ラウンドの勝負だと思いますよ。武尊の持ってる右の重いパンチを当てて、武尊の日本でのKO勝利を久しぶりに見たい。期待してます!」と武尊へエールを送っていた。

