プロボクシングIBF世界フェザー級1位の阿部麗也(30=KG大和)が17日、神奈川・大和市の所属ジムで3月2日(日本時間3日)に米ニューヨーク州ベローナで行われる世界初挑戦に向けて記者会見した。

同地のターニングストーン・リゾート&カジノで同級王者ルイスアルベルト・ロペス(30=メキシコ)に挑戦する。自身初の海外マッチがボクシングの本場・米国での世界戦となった阿部は「誰もがあこがれる世界戦を米国でやれる。デビュー当初はフィットネス会員だった自分が10年かかって世界王者になる姿を見てほしい。3月2日、米ニューヨークでロペスをぶっ倒して世界王座を取る」と言葉に力を込めた。

昨年12月19日に米プロモート大手トップランク社が、阿部の世界挑戦を発表した際は、約3週間にわたるフィリピン合宿中。現地では計30ラウンドほどのスパーリングで実戦トレを積んできた。「日本にはないボクシングに対して適応させられるかだった。年末年始、3週間やって心身ともに鍛えられた」と収穫を口にした。

2度防衛成功中の王者ロペスは独特のタイミングから打ち込む変則スタイルで、フィジカルが強くタフなタイプ。「率直にやりづらい、攻略しづらい相手。ただ穴もあるので、しっかり突いて倒したい」と意欲をみせた。

所属ジムの片渕剛太会長は「ロペス選手は阿部をナメてきて何も変えてこないと思うので勝率は五分五分。しっかり作戦を立てれば6割4割、7割3割の勝率になっていくかなと思う」と試合まで残り1カ月半でロペス対策を詰めていく姿勢を示していた。