立ち技打撃格闘技のK-1は5日、都内で記者会見を行い、「K-1ワールドMAX」(3月20日、代々木第1体育館)の追加カード5試合を発表した。会見終了後、K-1のカルロス菊田プロデューサーが、再びONEのチャトリCEOを批判した。
ことの発端は、ONEサイドからあった1月28日に有明アリーナで行われた日本大会「ONE165」にK-1の選手を出してほしいという依頼。
K-1側は選手をスタンバイさせ、同時に「K-1ワールドMAX」の世界最強決定トーナメントにマラット・グレゴリアン級の選手を出してほしいというお願いをしたという。だがONE側からの返事がなく、菊田プロデューサーはチャトリCEOと会うこともできなかった。
これらの両団体のやりとりについて日本の一部オンラインメディアがチャトリCEOを取材。その報道によると、同CEOはK-1やRISEなど日本の団体との交渉には「関係者」があたり、「自分自身宛には彼らから何もそれに関するEメールも受け取っていないし、K-1、RISEと電話も全くしていない。会議もしていないんです」などと発言したという。
このオンライン記事を読んだという菊田プロデューサーは5日のカード発表会見後、メディアを前に、再びチャトリCEOについて言及。「チャトリさんがどこかの記事でいろんなことを言ってらっしゃってて。会議もしてないとか、メール受け取ってないだとか。そこに関して言いたい。(チャトリCEOは)ビジネスマナーが分かってないだけじゃなくて、ウソはつくなと。ちょっとびっくりしてます」と切り出した。
さらに「私が彼(チャトリCEO)に最初にメールを送ったのは昨年8月23日の21時34分なんですよ。メールは送ってますし、イベントの前にはシンガポール在住の女性のマネジャーとONEのマッチメーカーのマット・ヒュームさんと電話会議をしてます。それもチャトリさんに伝わってないということはないと思う。彼が言っていた『間に入ってくれた関係者』も『チャトリさんから返事がない』と言っていたので、伝わってないとか、メールがないというのは彼がウソをついている」と説明。
その上で「ウソつきは泥棒の始まり。彼は日本文化が好きで精通していると言っている。それなら武士道をちゃんと守ってほしい。武士道をもうちょっと勉強した方がいい。武士道の中心には名誉があり、恥の文化がある。ウソをついたり、だましたり、逃げ出したり、言い訳したりするのは、日本では恥知らずという。軽蔑されて武士としては認められることはないです」と強調した。
武士の情けとして忠告すると前置きし「会うチャンスがあれば、新渡戸稲造さんの『武士道』の英訳本で『The Soul of Japan』というのがあるのでプレゼントしようかなと思っている」と皮肉った。

