プロボクシング東洋太平洋スーパーバンタム級タイトルマッチ12回戦は27日、東京・後楽園ホールで開催される。初防衛戦となる同級王者中嶋一輝(31=大橋)、挑戦者となる同級7位和気慎吾(37=FLARE山上)が同日のフェニックスバトル120大会のメインイベントで激突する。26日、東京ドームシティ内で行われた前日計量に両者そろって出席。200グラム少ない55・1キロでパスした和気に対し、中嶋は55・3キロでクリアした。
今年3月、中川麦茶(ミツキ)との王座決定戦に勝利して以来のリングとなる中嶋は「調整は完璧。練習通りに戦いたい。うまいこと攻めていければいいかなと思う」と気を引き締めた。9月3日には同じ年齢で同門、階級も同じ4団体統一同級王者井上尚弥(31)が元IBF世界同級王者TJ・ドヘニー(37=アイルランド)との防衛戦を控えている。現在、WBC世界同級15位の中嶋は「勝って次につなげたいし、勝って尚弥につなげたい」と気合を入れ直した。
一方、37歳を迎えた和気は「やれることはすべてかけてやってきた。調整途中はめちゃくちゃ不安があったが、やり切ったので100%の自信になった。100%勝ちます」と手応えをし示した。16年7月、IBF世界同級王座に挑戦してから8年が経過。悲願の世界挑戦を掲げて現役を続けている。中嶋に勝てば世界ランク復帰や世界再挑戦への道筋も見えてきそうだ。和気は「今回、プロ42戦目の試合。常に自己最高を更新している。今は自分がベルトを巻くことしか考えていない」と貪欲な姿勢を示していた。

