プロボクシング4団体統一スーパーバンタム級王者井上尚弥(31=大橋)に4回KOで敗れたWBO世界同級11位金芸俊(32=韓国)が試合から一夜明けた25日、横浜市の大橋ジムを訪問した。一夜明け会見後の井上と再会し、左目を腫らしながらも笑顔で握手を交わしてたたえあった。井上から「(左目は)ガードの上のパンチで?」と質問されると金は「顔へのパンチです。左ボディーも効きました」と苦笑しながら応対。いったん韓国に戻り、再起戦が決まれば、再びトレーナーら拠点のあるオーストラリアでトレーニングするという。

試合後、リングから下りて退場する際、井上に真っ向勝負をかけて立ち向かった姿に1万5000人の観衆から大きな拍手がわき起こった。金は「感動しました。日本のボクシングファンは良いですね。感謝します」と口にした。今後、日本で対戦したい選手を問われると、少し考えた後に「(井上の弟)拓真選手と戦いたい。尚弥選手は無理だったけれど。拓真選手なら…大丈夫かな」と前WBA世界バンタム級王者との対戦を希望していた。