プロボクシング4団体統一スーパーバンタム級王者井上尚弥(32=大橋)が5月4日(同5日)、米ラスベガスでWBA世界同級1位ラモン・カルデナス(29=米国)との防衛戦を控える。5度目の海外マッチとなる井上を支えるため、大橋秀行会長(60)、トレーナー陣となる松本好二氏、佐久間史朗氏、北野良氏、八重樫東氏と計5人が28日に渡米した。

井上にとってWBAスーパー、IBF世界バンタム級王者時代の21年6月、マイケル・ダスマリナス(フィリピン)との防衛戦以来、約3年11カ月ぶりの聖地での世界戦となる。大橋会長は「以前に行ったラスベガスとは(反響の意味で)違います」と強調。現在、数々のボクシングのビッグマッチが行われたMGMグランドにも井上の巨大ポスターが掲出されている現状に満足げだ。現地入りした後には興行主となる米プロモート大手トップランク社のボブ・アラムCEOとも会談する予定を明かし「今後のことも話しますね。来春以降の話もすると思う」と説明。井上が東海岸の米ニューヨークでの試合を希望しており「もちろん。米国、サウジアラビア、日本というところでビッグマッチになってくる」と口にした。

カルデナス戦に続き、9月に日本、12月にサウジアラビアと年間4試合を予定している。大橋会長は「来年大きな試合(来春の中谷潤人戦)があるので、1つ1つ勝負ですよ。次の試合も次の次の試合も大事ですよ」と気持ちを引き締めていた。【藤中栄二】

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