プロボクシングWBO世界ウエルター級王者ブライアン・ノーマンJr.(24=米国)が5日、来日した。19日、東京・大田区総合体育館で同級2位佐々木尽(23=八王子中屋)との2度目防衛戦を控える。トレーナーの父ノーマン・シニア氏らと日本に到着したノーマンJr.は「試合まで2週間前。まだ時間があるがゆとりを持って来日した。勝ちにきたんだ」と充実した笑みを浮かべた。
地元の米アトランタを拠点にカルフォリニア州のロサンゼルスやビッグベアにも出げいこに出向き、スパーリングを重ねてきたという。3月29日、米ラスベガスでデリック・クエバス(プエルトリコ)を3回TKO撃破して初防衛に成功。その後すぐに練習を開始し、佐々木戦に向けて6~7週間のトレーニングキャンプも積んできた。
自身のトレーニングで左上腕二頭筋断裂でミットなどを持てなかったというノーマン・シニア氏だが「キャンプは素晴らしいものだったし、見ての通りからだもシャープに仕上がっている。前回の試合も最小限のダメージだったし、その時に体が出来上がっていた」と強調。出げいこが多かったことにも触れ「フットワーク軽く、いろいろなところに行く。今回も日本で試合するし、トレーニングもカリフォルニアでも、アトランタでもやるし動き回って練習できるタイプさ」と万全の調整を重ねてきた自信を示した。
29勝(21KO)2無効試合という24歳の無敗王者は「ここまで来るために人生の中で痛みを経験し、乗り越えてきた。世界王者になる自信があると(佐々木が)言っているそうだが、私と同じクオリティー、それ以上のものを持ってこなければいけないと分かってほしい。努力のかいあって獲得したベルトを手放して帰ることはない」と王者らしい風格を漂わせていた。

