プロボクシングWBC世界バンタム級1位那須川天心(26=帝拳)が6日、東京・後楽園ホームで世界前哨戦に向けた公式会見に臨んだ。
ノンタイトル10回戦で拳を交えるWBA世界同級6位ビクトル・サンティリャン(29=ドミニカ共和国)と初対面。会見後には並び立って写真撮影にも応じた。サンティリャンに勝てば今年11月、世界挑戦の舞台に臨む予定。那須川は「いつ世界挑戦してもいいと思われるぐらいの試合をしたいなと思う。やるべきことはやってきた」と言葉に力をこめた。
今回の試合のテーマも掲げた。那須川は「宿命を燃やすということ。やっぱり僕もそうなんですけど、誰かしらみんな宿命を持っていると思う。自分の宿命は戦うこと、戦ってみんなを巻き込むというか熱狂させること。自分のためだけに格闘技はやっていない。本当に応援してもらっている人とか、メッセージとか、街を歩いていても感じている。僕の宿命はそういうことかなと。1人1人燃やすものは違うのかなと思いますけれど、僕は今回必ず勝って宿命を燃やしていきたい」と決意を示した。
23年4月のボクシング転向初戦から2年2カ月。7戦目で世界挑戦できるかの真価を問われるリングとなる。那須川は「前回の(前WBO世界同級王者)モロニー戦みてもらえればわかると思うが、前回の試合で声が変わった。ずっと無理と言われていたが、いけるんじゃないかという風に変わった。それが今回でみなさんの確信に変われば。自分自身、時間をかけて挑戦するプランがあったが、本当に順調にキャリアを進められているのはみんなのサポートをおかげ。これは『飛び級』してやってきたわけではない。しっかりと積んでここまできた自信がある」と胸を張って言い切っていた。

