アジア最大の格闘技団体ONEチャンピオンシップは23日、都内で記者会見を開催。今年2度目の日本大会となる「ONE173」(11月16日、東京・有明アリーナ)で、ONEフェザー級キックボクシング世界王者スーパーボン(34=タイ)と、同暫定王者野杁正明(32=team VASILEUS)が王座統一戦を行うと発表した。
また同大会でONEヘビー級MMA世界王者オマール・ケイン(33=セネガル)が、ミドル級&ライトヘビー級2階級世界王者のアナトリー・マリキン(37=ロシア)を相手に防衛戦を行うことも明らかとなった。
会見にはONEのチャトリ・シットヨートンCEOも出席。タイでの取材に対し「RISEやGLORYは小さな団体だ」と言ったことについて釈明した。
チャトリCEOは日本語で「これは翻訳によるものです。私、タイ語で話して、英語になって、日本語に…。RISEは私は大好き。すごいリスペクト。(代表の)伊藤(隆)さんは私の友達。でもタイ語を翻訳して、英語にして、日本語にして…、全部意味がなくなりました。RISEは日本にとってNO・1キックの団体。100%。そして世界のトップ。伊藤さんも社長としてトップ。それだけは私の本当の気持ち」と話し、英語で「lost in translation(翻訳で意味が失われてしまうこと)」と追加で釈明した。
ただチャトリCEOはGLORYについて聞かれるとため息をもらした後、「GLORYはGLORYです(苦笑)」と、RISEをたたえたような言葉はでてこなかった。
チャトリCEOはONEをアピールすることももちろん忘れず「K-1とPRIDEの30年前は、その時は世界NO・1だった。でもだんだん30年間で落っこちてきた。(彼らの団体の中に)黒いものがあるからね。でもONEチャンピオンシップはまじめなブランド、まじめな会社。シンガポール政府、カタール政府が投資している。ONEチャンピオンシップは一番大きい団体です」などと少々危なっかしい表現を交えながら話した。
※チャトリの「小さい団体」発言 タイ・バンコクポストによると、チャトリCEOはGLORYとRISEが共同で大会を開催しているように、他団体と手を組んで大会を開催する可能性があるかたずねられ「GLORYやRISEは小さな団体。ONEは最大の格闘技団体。なぜ彼らにスポットライトを当ててやらないといけないのか」などとコメント。これを受けてRISEの伊藤代表が激怒し「人のイベントを下げて、自分が上がるようなのは、ONE関係者も、契約している選手も望んでないと思うんですよね。日本の言葉で言うと『弱い犬ほどよくほえる』。それをプレゼントします」とチャトリCEOに対して憤りを示していた。

