セミファイナル(第5試合)のスペシャルタッグマッチに新日本プロレスの高橋ヒロム(35)が登場した。AMAKUSAとタッグを組んで、YO-HEY&菊池悠斗と対戦。10分56秒、TIME BOMB(リバース・ブレーンバスターの体勢から、相手を後頭部から落とす変形ダイナマイト・プランジャー)で現GHCジュニアヘビー級王者YO-HEYから3カウントを奪取した。
試合後、ヒロムは「昨日タイトルマッチであれだけの試合をしたから、疲れていて負けてしまいました、なんていう格好悪いことを言うYO-HEY選手じゃないことはよく分かってます。ということはあれか、やっぱり離婚疲れっていうやつですか」などと、HAYATAからタッグを解消されたYO-HEYを軽くイジった。そして「その寂しい気持ちに入り込んで、一生忘れられない男になってあげますよ。だからこそ、このGHCジュニアのベルト、この俺に挑戦させろ!」と王座挑戦を直訴した。
YO-HEYも「ヒロムちゃん、あんたの言う通りだよ。言い訳なんか一切しねえよ。でもなあ、あんたが今、言ってくれたみたいに忘れられない男になってくれるのであれば、このGHCジュニアヘビーのベルトをかけてあんたとタイトルマッチやってやるよ」と了承。するとヒロムは「ノアさん! たった今、決定しました! 高橋ヒロム VS YO-HEY選手、GHCジュニアヘビー級選手権試合、すぐに組んでくれよなー!」と叫んだ。
ヒロムはバックステージでも「良かったよ、昨日の感じで(今日)即タイトルマッチを組まれたらどうしようと思ってたんだけどさ。向こうは昨日タイトルマッチして(今日の試合は)不利だとは思うよ。でも俺もね、この11時半開始っていうの、新日本プロレスにないんだよな。だからね、その時点で俺はもう圧倒的に不利。どっちかって言うとYO-HEY選手よりも不利。そんな中で今日タイトルマッチじゃなくて本当に良かったと思ってる」とジョークと飛ばしてから、ノア参戦の理由について真剣な表情で語った。
「新日本プロレスの中で、ロスインゴが終わって今、無所属という状態。ある意味、いろんなことができ、いろんな人と組める。自由に行き来できるチャンスではある」と前置き。その上で「そう思ってるけど、俺の中で6月の新日本プロレス大阪城大会で試合が組まれなかったことは大きいかな。高橋ヒロムがいなくていいんですかと。高橋ヒロムという人間を使わなかった新日本プロレス、いや使われなかった俺自身、なんかそこに悔しさがあるっていうのは確かだね。だから何かをしないとという焦りの感情があったかもしれないですね」と、大阪城大会で試合がなかったことに対して、複雑な心境をのぞかせていた。

