WBA世界ライトフライ級1位高見亨介(23=帝拳)が世界初挑戦で初奪取に成功した。無敗の同級王者で世界2階級制覇王者のエリック・ロサ(25=プエルトリコ)に挑戦し、10回2分48秒、TKO勝ち。ボディー攻撃でダメージを与え続け、同回に右フックでダウンを奪取。立ち上がった王者を攻め込み、レフェリーストップで仕留めた。所属ジムで15人目の世界王者(日本ボクシングコミッション公認)となり、元WBA世界ミドル級スーパー王者村田諒太の14戦目の抜き、10戦目というジム最速記録で世界ベルトを手にした。主な一問一答は次の通り。
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-今の気持ちは
高見 めちゃくちゃうれしい。
-ロサの印象は
高見 思っていた以上に気持ちが強く、本当に勝ちにきている。本当に王者だなと思った。
-倒せると思ったのは
高見 結構、2回あたりに嫌な顔をしていたので、宣言していた6回とか早めにもしかしたら決められるかなと思ったが、そこからの粘りがすごかった。結果、10回でしたけど仕留めきれて良かった。
-3回から距離詰めてショートパンチ、手数を切り替えた
高見 ボクの中で少し相手の体力も削りたいなと、近い距離で打ち合ってもパワーと手数は上回っていると思ったので、少し近い距離で戦ってみました。
-毎ラウンドの残り10秒で倒しにいった作戦は
高見 あれは自分の得意なパターンというか。練習の中でラスト10秒、30秒はヤマ場をつくると意識していた。最後に良いイメージで、毎回そこはポイントを取るようにしている。
-最後のフィニッシュは
高見 最初ダウンを奪って、時間を見て残り30秒少し、(ロサが)逃げ切るのが上手い選手でクリンチも分かりやすくきていたのでどう振りほどこうかと思った。ああいう形でストップして驚きました。それが率直な感想です。
-世界ベルトを取った実感は
高見 なったんだ、という実感がそこまでない。試合が終わっていろいろな人にちやほやされて実感するのかなと。すごくこれからいろいろな人に会うのが楽しみ。
-2回、左フックは準備していたパンチなのか。かなり左を効かせていた
高見 サウスポーと戦うのは前の手が鍵になるなと。ジャブだったりフック系は得意なので、すごく意識してやりました。
-試合前にやり切ろうと思ったことは
高見 倒すことですかね。それは常に考えていました。
-名門ジム15人目の世界王者に
高見 今、1番最年少で世界王者になれた。自分の先輩達にデカイ顔しようかなと思っています。ウソです、冗談です(笑い)。
-世界戦を経験して感じたことは
高見 もっともっとクレバーに戦えるようになれば。良くも悪くも気持ちの部分が出る。もっとレベルが高いところにいけば隙を突かれると思う。もっとクレバーに戦えれば。
-トランクスに幼少時代からの友人・故坂間叶夢さん(元日本ユース同級王者)の名前が刻まれていた
高見 本当に、自分が少し兄貴分として良い顔できるかなと思っています。毎回、試合する前は自分の頭の中で想像するのですけど、あいつなら何て声をかけてくれるかなと考えていた。
-今後の道は
高見 防衛戦なのか、階級を上げるのかはジムに人と考えてやっていきたい。これと言った目標はパッと浮かばない。今は世界王者になれた余韻に浸りたい。(おわり)

