第8試合でIWGP女子王座戦が行われ、王者Sareee(29)が22分33秒の激闘の末に、リストクラッチ式裏投げで挑戦者鈴季すず(22)から3カウントを奪取。2度目の防衛に成功した。
2人は立ち上がりから強烈なエルボー合戦を展開し、両者が意地を張り合うように髪の毛をつかんで、互いをマットにたたきつけた。
Sareeeが卍固めからグラウンド卍に移行してすずを締め上げ、さらにフットスタンプを連発すれば、すずもエプロンでのパイルドライバーなど荒技を敢行。ファンに向かって「サリーの応援してやれよ!」と叫んだ。
試合が佳境に入ると、バズソーキックからロープに飛んだすずに、Sareeeがカウンターの裏投げ。しかし、すずも1歩も引かずにテキーラショットでSareeeをマットにたたきつけた。
すずはさらにジャーマン2連発。だがSareeeはこれをカウント2でキックアウトすると、ドスカラス・クラッチですずを丸め込み、続けて裏投げ2連発。これはすずにカウント2で返されたが、ヘッドバットを見舞ってからのリストクラッチ式裏投げで難敵を仕留めた。
“ナチュラル・ヒール”としてスターダムファンからブーイングを浴びることも多いSareeeだが、試合後のマイクで「私はさぁ、本当に真っすぐに素直に思ったことしか言えなくて、うまく伝わらなかったり、いろいろあるかもしれないけどさ。そんな私だからこそ、今日、鈴季すずに言わせてもらうわ。お前、最高だなあ!」と叫ぶとファンから大拍手。
Sareeeは「こんな、やりがいがあるレスラー、なかなか私には見つからないよ。お前とはもっともっともっと刺激し合って、戦っていきたいと思ってる。その、ウチらの中にあるリアルな感情をこのリングでむき出しにしていこうよ!」と続けた。
続いてマイクを握ったすずが「Sareee,上手なマイクできるじゃん!」と叫ぶと、また拍手。すずは「お前やっぱ強えよ。お前みたいなヤツ探してたわ。スターダムに来ていろんなヤツと試合したけど、お前みたいな野蛮なヤツはいないからさ。また絶対やろう。出直してくるわ。ありがとう」と粋なコメントを残して去っていった。
その後、改めてマイクを握ったSareeeは「IWGP女子のベルトは、スターダムの選手だけじゃなくて、もっともっと世界中の選手たちとやっていきたいです。このベルトは世界に通用するベルトだって私は思います。そして私がこのベルトを巻いたからには、必ずそうしていきたい。だから世界中で私のベルトを狙っている人いるんじゃないの。私は逃げも隠れもしない。待ってるんでよろしくお願いします」と世界中へ向けて対戦者を募った。

