プロレスリング・ノアのシングルリーグ戦「N-1VICTORY(ビクトリー)」がいよいよ、8日の後楽園大会で開幕する(優勝決定戦は23日後楽園大会)。GHCヘビー級王者KENTA(44)は「チャンピオンがN-1で優勝するのは難しい」というジンクスをどう覆すのか。意気込みを聞いた。
-同組となるAブロックの選手で気になる選手はいますか
「僕はジャッジメント征矢のファンなので、ジャッジメント征矢と征矢学が同一人物なのかどうかはちょっと分からないですけど、ジャッジメント征矢とやるのが楽しみですね」
-ジャッジメント征矢とやるんですか(笑い)
「ジャッジメント征矢とやるわけじゃないけど(笑い)、征矢戦が楽しみです」
-征矢選手のどういうところが
「全然関係ないですけど、話がズレますけど、なんか面白いじゃないですか。変に狙ってるわけじゃないだろうけど面白い。僕、新日本の時とかバックステージでしゃべったりする時も、ある程度しっかり考えて、練ってからやるタイプなんで。そういうのなしに、もう何も考えてなく面白いじゃないですか。その辺はやっぱりジェラシーがありますね」
-征矢選手にはそういう才能があるんですね
「あると思いますね。でも狙ってなさそうで、実はしっかり狙ってる可能性もちょっと感じるんですけど(笑い)。天然っぽく見せて実はちょっと計算高い感じもするんで、その辺ちょっと興味ありますね」
-リングの中で対話しながら
「確かめたいですね」
-征矢選手以外に上位に来そうな選手は
「どの選手もシングルは初めての選手がほとんどなので読めない感じもあるし。でも藤田(和之)さんも出てるじゃないですか。藤田さんがリーグ戦に出るっていうのは久しぶりなような気もするんで、どういう戦い方をしてくるのか。浜松(20日)で確か当たるはずだったと思うので(それまでに)ちょっと見られるんで、その辺も楽しみにしてます」
-リーグ戦ではコンディションとか体力も非常に重要になってくると思います
「そうですね、この間、丸藤(正道)さんとタイトルマッチをやって、終わって数日はちょっと体痛いっていうのになっちゃうんで。もちろん年もとって、さらに回復は遅くなってるっていうのもあるんで。そうなると、こういうリーグ戦でああいう試合を続けてると体も厳しくなっちゃう。変な意味じゃないですけど、省エネじゃないですけど、先も考えて試合をしていかないといけない。その上で勝たないといけない。だから頭も使わないとダメだなと思う」
-先ほどの丸藤選手との王座防衛戦の話に戻りますが、必殺技のgo 2 sleepがうまくジャストミートしないで何回か失敗するような感じになりました。激闘による疲労が原因でしょうか
「あれはね、リーグ戦で新しい、新必殺技を出すつもりでいるので、そこにつなげるための、あの失敗はわざとなんですよ」
-それを記事にしちゃっても大丈夫ですか!?
「大丈夫です。まあリーグ戦で新必殺技が出るかもしれないし、出ないかもしれない。出す必要もなければ出さないし、出るかもしれない。ただ、あの失敗だけで笑ってる人は『こういうことだったのか』って思うはず。わざわざあれをすることによって新しい必殺技への注目度をさらに高めるための僕の技術だったっていうことが、分かることになるかもしれないし、ならないかもしれないし(笑い)」
-そういう中でBブロックの選手で、決勝で対戦したい選手は誰ですか
「これはもう、やっぱり丸藤さんですね。もう1回、またやりたいですね。この間で最後なんじゃないかみたいな、お互い衰えて2人のシングルも見納めか、みたいな感じで言ってる野郎もいたんで。早々にまたこういうシチュエーションで実現させてやりたいなと思っているんで。僕もしっかりやっていきたいと思うので、向こうも勝ち進んでほしいですね」
-その丸藤選手は、KENTA選手が若かりし頃にいろいろいたずらをされたような話もあります
「お互い年を取って、今でこそ別に、ですけど。当時は殺意にも似た感情がありました(笑い)。それがあったからこそ、僕も負けたくないという気持ちがあったので、今となれば感謝してますけど。当時は殺意でしたね」
-丸藤選手は誰に対してもそういう感じですか
「いまだにそうなんじゃないですかね。いたずら好きって言えば、響きはいいですけど、まあ、めんどくさいですよね(笑い)」
-OZAWA選手をどう見ていますか
「5月に両国でやってる時にOZAWAに負けてるんで、もちろんまたやりたいっていう気持ちもあるし。OZAWAとしても、やっぱりこうやってシングルが続くリーグ戦ってOZAWAってものになってから初めてだと思うし。まあどういうOZAWAっぷりを見せてくれるのか。そのへんも見物ですよね。別に上から目線で言うつもりはないけど、タイトルマッチだったりチャンピオンだったりの時とはまた違うし」
-N-1ではGHC王者はなかなか優勝は難しいというジンクスがあります
「まあ難しいでしょうね。もちろん優勝を目指してやるっていうのは全員が全員、当たり前のことなんですけど、チャンピオンに勝てば、僕に1勝してあと全部負けたとしたって、その1勝がタイトルマッチに繋がるかもしれない。みんなそういう気持ちで来ると思うので。そこを跳ね返して優勝できれば最高の形だし。とにかく結果は後からついてくるとして、勝とうが負けようが期待を持ってもらえるような試合になればいいし、しないといけないとは思います」
※N-1ビクトリー出場選手
▼Aブロック KENTA(初出場)、清宮海斗(2年連続5回目)、征矢学(3年連続5回目)、佐々木憂流迦(2年連続2回目)、藤田和之(3年ぶり3回目)、遠藤哲哉(初出場)、マサ北宮(7年連続7回目)、ダガ(初出場)
▼Bブロック ガレノ(初出場)、丸藤正道(5年ぶり3回目)、拳王(7年連続7回目)、稲葉大樹(2年ぶり3回目)、ジャック・モリス(4年連続4回目)、晴斗希(初出場)、リッキー・ナイトJr.(初出場)、OZAWA(初出場)

