プロボクシング4団体統一スーパーバンタム級王者井上尚弥(32=大橋)が14日、名古屋・IGアリーナでWBA世界同級暫定王者ムロジョン・アフマダリエフ(30=ウズベキスタン)との防衛戦に臨む。無事に防衛成功すれば、12月にサウジアラビア初進出が予定される。昨年11月、同国総合娯楽庁が運営する「リヤド・シーズン」と複数年のスポンサー契約(推定総額30億円)を結んだ経緯から同庁長官のトゥルキ・アラルシク氏(44)から熱烈オファーを受ける。2025年は日本とサウジアラビアの外交関係樹立70周年の節目。その一大フェスティバルとして開催される。
昨年11月、サウジアラビアを訪問した井上と2度目の対面を果たしたアラルシク長官は「2025年、日本とサウジアラビアは外交関係の70周年の関係を迎える。非常に重要な関係です。井上尚弥選手はオールタイムでベストで最強のボクシングの選手です。その井上選手とサウジアラビアのリヤド・シーズンはで完全なミーティングを行いました。そして2025年にビッグなサプライズとして、ともに歴史をつくるため、井上選手にリヤド・シーズンのアンバサダーを務めてもらうことになりました」と熱い口調で説明した。
井上の魅力について同長官は「日本随一の、今の若い世代のトップのアスリートだ。私は日本の市場に大きな興味を持っている。サウジアラビア、リヤド・シーズンにとって良き大切なアンバサダーになってくれると期待している」と強調した。その上で「井上選手に2025年に関するビッグプロジェクト考えている。それを楽しみにしていてほしい」と付け加えた。
約10カ月前のサウジ訪問では、今回の井上-アフマダリエフ戦を生中継するLemino関係者も動向していた。アラルシク長官は「日本の通信会社の協力も得てビッグサプライズが待ち構えている。それをいずれ確認してもらえればと思う。とてつもなく大きなサプライズ、今まであったものとは別ものだ。井上選手が2025年、こちらのサウジアラビアでファイトするということ。大きなファイト、大きな試合になる」と話していた。アフマダリエフに勝利すれば、アラルシク長官から新たな発表があるかもしれない。

