男子の最重量クルーザー級決勝で、天井沢一志(拓大)が王帥(おう・すわい、中大)に5-0で判定勝ちし、初優勝した。
初回こそ王の強打にされされる場面があったが、2、3回は左のリードで相手の出足を止めて右ストレートをヒット。打ち合いになってもひるまず、軽快なフットワークで距離を操りながら快勝した。
開志学園高(新潟)では全国選抜大会の2回戦進出が最高成績だった。拓大に入って力をつけ、21年の全日本選手権ライトヘビー級で準優勝。22年は国スポ、全日本の同級で3位と、国内上位に名を連ねるようになった。
新潟出身者の全日本制覇は09年のウエルター級平野義幸(自衛隊体育学校、興農館高出)以来。会場で観戦した天井沢の恩師、開志学園高の仁多見史隆監督(50)は「(優勝する)チャンスだと思っていた。きっちりポイントを取った。よく戦った」と教え子をたたえた。

