第5試合でG1クライマックスBブロック公式戦が行われ、ウルフアロン(30)とザック・セイバーJr.(39)が対戦。ウルフのアングルスラムを切り返したザックが15分44秒、十字固めで押さえ込んで3カウントを奪取した。

これでザックは勝ち点10、ウルフは勝ち点8で公式戦全日程を終了し、ウルフの初出場初優勝はならなかった。

ウルフはいきなりリングシューズを脱いで、素足での勝負を挑み、柔道仕込みの投げや肩固めで百戦錬磨のザックを追いつめたが、ザックが多彩なサブミッションや技の切り返しで上回った。

バックステージに現れたウルフは「このG1クライマックスを通して、新日本プロレスの奥深さを痛感しました。僕のまだまだ知らない技術、引き出しがたくさんあるし、まず、負けてしまったことは率直に悔しいけど、改めてこの新日本プロレスで俺は一番強いレスラーになりたい、そう思わせてくれるG1クライマックスでした。すべてを糧にします」とコメントした。

一方、ザックはウルフについて「7カ月しかレスリングをしてないことを考えると信じられない。良くなっていくことしか想像できない」などとたたえた。

その上でザックは「39歳で24年この業界にいるレスラーが五輪の金メダリストに勝利したんだ。自分もまだまだ向上している。俺のG1は終わってしまったが、今はポジティブな気分だ。ビッグ・ロイ(大岩陵平)が準決勝に進んだんだ。決勝に進出してくれることを期待している」などとTMDKの“愛弟子”の活躍を祈っていた。