大相撲の幕内宝富士(28=伊勢ケ浜)が「旭富士」になる!? 7日、東京・江東区の部屋で新締め込みを披露した。10年秋場所の新十両昇進以来着用していた青色から、師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)の現役時代と同じ紫色へ新装。「いい色だと思う。少しでも師匠に近づけるように、師匠のように強くなりたい」と飛躍を誓った。

 師匠と言えば元横綱…。同部屋の大関照ノ富士に負けじと仰天の綱取り宣言で“師匠愛”を強調した宝富士だが、実は愛のムチを浴びたばかりだった。5日の一門連合稽古で5番しか取らず「何考えてるんだ。十両(の稽古)から取れ!」と一喝された。その影響もあり、照ノ富士の大関昇進パーティー翌日の部屋休みは吹っ飛び、この日も稽古が行われた。

 すっかり反省した宝富士は6日は十両から18番、この日も関取衆最多の39番を取った。師匠からは相変わらず「下がってばっかりで、何の稽古やってるんだ」と厳しい言葉を浴び続けたが、落ち込んでる暇はない。「早く三役に戻って、それより上を目指したい」。師匠と同じ紫の締め込みで臨む秋場所(13日初日、東京・両国国技館)へ、決意を口にした。【木村有三】