大関豪栄道(30=境川)が、無傷でかど番脱出に成功した。

 西前頭筆頭の嘉風(34=尾車)を寄り切りで退けた。立ち合いで突っ張り合いになったが、安易に引かずに我慢すると、右を差して左上手も取る万全の体勢で前に出た。「動き回って思い切り何でもやってくる相手なんで。一緒になって慌てたら相手のペースになるので」と、相手に惑わされず落ち着いて攻めたことを勝因に挙げた。

 初日からの8連勝は関脇時代の12年九州場所以来で、自己タイ記録。14年秋場所の大関昇進後では初めての“ロケットスタート”になったが「(気持ちが変わることは)特にないです」とサラリ。夕食は、大好きな焼き肉が中心のようで「場所中は肉を食べないと力が出ないから」ときっぱり。肉パワーを充満させて、優勝争いの先頭を突っ走る。