関脇玉鷲(34=片男波)は前頭9枚目遠藤(32=春日野)を突き落として13勝2敗とし初優勝を飾った。34歳2カ月での優勝は12年夏場所を37歳8カ月で制した旭天鵬に次ぐ歴代2番目の年長記録。片男波部屋出身力士の優勝は1971年の玉の海以来48年ぶり。
両親も会場で見守る中、勇姿をみせた玉鷲は勝ち残りで土俵下に腰を落とすと目頭を熱くした。
関脇貴景勝(22=千賀ノ浦)は、大関豪栄道(32=境川)に押し出されて11勝4敗。今場所を含めた直近3場所の合計は33勝12敗となり大関昇進の目安となる33勝で終えた。しかし、取組の内容を見た阿武松審判部長(元関脇益荒雄)は今場所後の臨時理事会の招集を見送ることを明らかにし、大関昇進は来場所以降に持ち越しとなった。豪栄道は9勝6敗。
大関高安(28=田子ノ浦)は、前頭8枚目の魁聖(32=友綱)を寄り切って9勝6敗。魁聖は10勝5敗となった。
三賞は関脇玉鷲が初の敢闘賞と殊勲賞に。3横綱を倒した小結御嶽海が4度目の殊勲賞。7日目から10日目まで休場し、11日目から再出場して勝ち越し。1947年秋場所の三賞制定後、休場した力士の受賞は初。新関脇で2桁勝利の貴景勝が初の技能賞を獲得した。

