右膝に不安を抱える大関貴景勝は、名古屋場所(7月7日初日、愛知県体育館)に向けて慎重な調整が続く。名古屋市内の部屋で2日連続となる稽古を行い、四股やすり足などの基礎運動に終始。「(前日25日に比べ)全然膝の調子が良かった」と好感触を抱いたが、ぶつかり稽古など対人の稽古は行わなかった。27日から3日間行われる二所ノ関一門の連合稽古の参加は未定で「申し合い(稽古)はしないです」。

さらに「実践的な稽古を今場所(前)するかどうか分からない」と“ぶっつけ本番”となる可能性も否定しなかった。