新大関の朝乃山が初顔合わせの霧馬山との1分以上におよぶ熱戦を制し、初日から5連勝とした。右四つになるも上手が取れず、頭をつけた霧馬山が優位な体勢となったが、相手の巻き替えに乗じて一気に寄り切り。新大関場所での初日から5連勝は18年名古屋場所の栃ノ心以来。無傷で序盤5日間を終えた。

一人横綱の白鵬も、先場所金星を配給した阿武咲を上手出し投げで退け、初日から5連勝とした。

かど番の大関貴景勝は宝富士をはたき込み、4勝1敗とした。

2度の優勝経験を持つ関脇御嶽海、妙義龍、新入幕の琴勝峰も全勝を守った。 大関経験者の高安が、序二段から史上初の幕内復帰を果たした照ノ富士との大関経験者同士の一番を制し、3勝目を挙げた。人気小兵の炎鵬は北勝富士に敗れ、2勝3敗となった。

大相撲7月場所 全取組速報


横綱土俵入りに臨む白鵬

土俵入りを披露する横綱白鵬(撮影・丹羽敏通)
土俵入りを披露する横綱白鵬(撮影・丹羽敏通)

元豊ノ島が放送席で解説

放送席で解説する元豊ノ島の井筒親方(撮影・小沢裕)
放送席で解説する元豊ノ島の井筒親方(撮影・小沢裕)

幕内


錦木押し出し千代丸
錦木(左)は千代丸を押し出しで下す(撮影・小沢裕)
錦木(左)は千代丸を押し出しで下す(撮影・小沢裕)

高安寄り切り照ノ富士
高安(右)は照ノ富士を押し出しで下す(撮影・小沢裕)
高安(右)は照ノ富士を押し出しで下す(撮影・小沢裕)
高安(手前)に寄り切りで敗れた照ノ富士(撮影・丹羽敏通)
高安(手前)に寄り切りで敗れた照ノ富士(撮影・丹羽敏通)

照強上手投げ千代大龍
高々と塩をまく照強(撮影・丹羽敏通)
高々と塩をまく照強(撮影・丹羽敏通)
照強を上手投げで破った千代大龍(左)(撮影・丹羽敏通)
照強を上手投げで破った千代大龍(左)(撮影・丹羽敏通)

炎鵬押し倒し北勝富士
北勝富士に押し倒しで敗れた炎鵬(左)(撮影・丹羽敏通)
北勝富士に押し倒しで敗れた炎鵬(左)(撮影・丹羽敏通)

隆の勝押し出し
隆の勝(手前)に押し出しで敗れた輝(撮影・丹羽敏通)
隆の勝(手前)に押し出しで敗れた輝(撮影・丹羽敏通)

大栄翔突き落とし豊山
大栄翔(上)は豊山を突き落としで破る(撮影・柴田隆二)
大栄翔(上)は豊山を突き落としで破る(撮影・柴田隆二)

遠藤押し出し御嶽海
立ち合いで遠藤(左)を突き押しで攻める御嶽海(撮影・小沢裕)
立ち合いで遠藤(左)を突き押しで攻める御嶽海(撮影・小沢裕)
御嶽海(右)に押し出しで敗れた遠藤(左)(撮影・丹羽敏通)
御嶽海(右)に押し出しで敗れた遠藤(左)(撮影・丹羽敏通)

正代すくい投げ隠岐の海
正代(上)は隠岐の海をすくい投げで破る(撮影・柴田隆二)
正代(上)は隠岐の海をすくい投げで破る(撮影・柴田隆二)

霧馬山寄り切り朝乃山
朝乃山(右)は霧馬山を寄り切りで破る(撮影・柴田隆二)
朝乃山(右)は霧馬山を寄り切りで破る(撮影・柴田隆二)
朝乃山(右)は霧馬山を寄り切りで下す(撮影・小沢裕)
朝乃山(右)は霧馬山を寄り切りで下す(撮影・小沢裕)
朝乃山(上)は霧馬山を寄り切りで破る。行司が霧馬山と激突し倒れる(撮影・柴田隆二)
朝乃山(上)は霧馬山を寄り切りで破る。行司が霧馬山と激突し倒れる(撮影・柴田隆二)
行司を心配する霧馬山(撮影・柴田隆二)
行司を心配する霧馬山(撮影・柴田隆二)

貴景勝はたき込み宝富士
貴景勝は宝富士(手前)をはたき込みで下す(撮影・小沢裕)
貴景勝は宝富士(手前)をはたき込みで下す(撮影・小沢裕)
宝富士を破った貴景勝(左)(撮影・丹羽敏通)
宝富士を破った貴景勝(左)(撮影・丹羽敏通)

白鵬上手出し投げ阿武咲
上手出し投げで阿武咲を下した白鵬(撮影・丹羽敏通)
上手出し投げで阿武咲を下した白鵬(撮影・丹羽敏通)
白鵬は上手出し投げで阿武咲(右)を下す。左は朝乃山(撮影・小沢裕)
白鵬は上手出し投げで阿武咲(右)を下す。左は朝乃山(撮影・小沢裕)
勝ち名乗りを受ける白鵬(撮影・丹羽敏通)
勝ち名乗りを受ける白鵬(撮影・丹羽敏通)