横綱大の里(26=二所ノ関)の“ジャンプ”に、八角理事長(元横綱北勝海)が言及した。
初日に大栄翔をはたき込んで勝利した際に、悪癖の引きが出て土俵際でジャンプ。2日目も琴勝峰を押し出したが、最後は少しジャンプしていた。
体重188キロでの軽い身のこなしに、理事長は「あの体でよくできる。前に出られているからじゃないか」と口にした。ただ、名古屋場所では跳び上がって負ける場面もあり「宙に浮いたら負け。宙に浮かないようにしないと」と指摘した。
この日は対照的に、西前頭筆頭の琴栄峰(23=佐渡ケ嶽)を圧倒。立ち合いから一気に圧力をかけ、土俵の外に押し出した。「勝つことが一番。良くなってくるんじゃないか」と期待を寄せた。
幕内後半の審判長を務めた九重審判部副部長(元大関千代大海)も「強い大の里が帰ってきた、という相撲。上り調子の琴栄峰を寄せ付けない、横綱の相撲だった」と評価した。

