プロボクシングWBC世界バンタム級1位の那須川天心(28=帝拳)が“向こう傷”覚悟でリベンジに挑む。同級王者の井上拓真(30=大橋)との再戦(27日、トヨタアリーナ東京)を控えた14日、都内の所属ジムで練習を公開。「やられる覚悟はある」とリスク承知の打ち合いを宣言。不利の下馬評に「世界をひっくり返す」とKO奪取に意欲を見せた。
那須川の一問一答は以下の通り。
-今の心境は
那須川 いろんな葛藤など1日1日の戦いをこなして、ここまできた自負がある。疲労でまったく動けない日もあったけど、しっかり乗り越えてきた。
-初黒星の影響は
那須川 僕は関係ないけど、人と話すときも気を使われたりした。本当にもう負けたくない。
-批判もあった
那須川 それくらい光っているのかな。“出る杭(くい)は打たれる。出過ぎた杭は打たれない”と言うけど、出過ぎても打たれる。でも試合は打たれないように(笑い)。
-自身の変化は
那須川 自分なりに引いてしまうところがあったけど、今はもう絶対に引かない。日常でも。自分の自我が芽生えてきた。環境も変えた。原点に戻って、やってきた。
-歴戦の王者はボクシングに幅があるが
那須川 試合をしてしまえば関係ない。
-人生初のリベンジ
那須川 自信を持って100%勝てるかと言われたら、そう思えない自分もいたりした。そこをひっくり返す心意気でずっと練習してきた。勝ちたい思いはもちろんあるけど、自分に勝ちたい気持ちが一番大きい。

