大関昇進を目指す関脇熱海富士(24=伊勢ケ浜)が1敗を守った。幕内後半の審判長を務めた九重審判部副部長(元大関千代大海)が好調の要因を分析した。

立ち合いで東前頭筆頭の琴勝峰(27=佐渡ケ嶽)の当たりを受け止めて前進し、難なく押し出した。「強い。琴勝峰が何もできず、諦めていた」と評価した。

「最近の大きな力士は、体を持て余していて勝てない」とした一方で、熱海富士は身長185センチ、体重198キロながら「無駄な動きがなくなった。いろいろな場面を経験して、うまく体を使っている」と評価。相手の視線に立って「回り込むのも難しい。肩幅があるし、頭で当たるし、体を十分に使っている」とした。

大関昇進に向けて、今場所を盛り上げる存在。「一番おもしろいんじゃないか。気力が充実している。(優勝に)いってもおかしくない逸材」と期待を寄せた。

「横綱相撲だよ」熱海富士を八角理事長が絶賛…大関昇進へ5勝1敗「どっしり構えているもんね」