夏の神宮球場への道は序盤から熱戦が続く。201チームが出場する全国でも屈指の巨大トーナメント。敗者戦も合わせて12チームだけが、8月の「エイジェックカップ・第53回日本リトルシニア日本選手権大会」の出場権を得る。熱戦の火ぶたを切った1、2回戦からピックアップした。
【1番村田が左中間へ】
世田谷目黒西は1回戦で千葉緑から先手を奪ったが3―10で逆転負けした。父親と同じサブマリン横澤希海(3年)が3回表まで無失点。その裏1死一塁、1番村田蒼士(3年)が左中間に先制打を放った。寡黙な切り込み隊長の気迫がベンチを盛り上げ、鈴木統真主将(3年)も適時打で2点目を奪った。しかし、4回表にピンチを迎えて失策が続き4失点。5回表も守備が乱れ6失点した。
見せ場を作りながら敗れた3年生全員に加賀紀彦監督は「グラウンドに立つ9人だけでなく、ベンチワークで作る野球の魅力を存分に感じてほしい」と、先制劇の雰囲気を振り返った。

