大阪府知事、大阪市長を務めた弁護士の橋下徹氏(56)が12日放送のフジ系「旬感LIVEとれたてっ!」(月~金曜午後1時50分)に出演。5月6日に磐越道で発生した、北越高校(新潟市)のソフトテニス部の部員21人が死傷したマイクロバスの事故で、責任の所在について言及した。

事故をめぐっては、ソフトテニス部の顧問が会見で「私がバスに同乗していれば運転者の異変に気づき、事故を防ぐことはできたのではないか」と後悔の念を口にしていた。

橋下氏は、「振り返ってみればいろんな問題点、こうすればよかった、ああすればよかったといろいろあると思いますが、顧問1人の責任にしちゃいけません。これは組織の問題ですから。全部、顧問がチェックするっていうのは不可能ですからね」と指摘。

「最初に緑ナンバー、お金はちょっと高くかかるけれども、安心をある意味保障してくれる緑ナンバーの車を使うのか。それとも白ナンバーの車を使う、これは安いけれども、お金はかからないけれども、運転手さんの資質はしっかり頼む側がチェックしなければいけない。白を使うのか、緑を使うのかってことを、まず学校側がはっきり示さないと、現場の人たちはチェックのしようがないですよね」と話した。

さらに、「もし初めから緑を使うってことになれば、じゃあ緑ナンバー確認しなさいよ、こういうことを確認しなさいよってことになるし、白ナンバーを使うってことになれば、じゃあ運転手さんの状況を確認しなさいよってなる。そこが明確になっていない」と語った。

部活動をめぐっては、顧問まかせになっているという問題も指摘されている。橋下氏は大阪市長時代の、部活動を地域のクラブチームに移行する方針を振り返り、「先生にね、全部ボランティアでやらせるって、かわいそうですよ」とも口にした。

今回の顧問も、いろいろ問題点は反省してもらい、今後のためにいろいろ考えてもらわなきゃいけないけれども、全部ボランティアで、顧問1人に責任を負わせるっていうのは、僕は違うと思いますね」と強調していた。