【朝乃山を追う:26年春場所】屈辱の2場所連続3連敗締め 終盤戦課題「2桁白星を」

大関経験者の朝乃山(高砂)が、32歳となって最初の本場所となった、3月の春場所を8勝7敗で終えました。実は皆勤して、8勝7敗で終えるのは、大関昇進前、西前頭8枚目で臨んだ19年初場所以来、7年ぶりでした。その間、皆勤して負け越したのは、同年に2場所あっただけ。最近6年半余りは、皆勤すれば大勝ちが当たり前だっただけに、悔しい結果と感じた様子でした。特に3度目の幕内昇進を果たしてから、2場所連続で13日目から3連敗締め。終盤戦を課題に挙げ、東前頭10枚目で臨む5月の夏場所は、4日目を終え2勝2敗の滑り出し。「2桁白星を」と意気込んでいます。

大相撲

春場所千秋楽で、義ノ富士(左)に敗れる

春場所千秋楽で、義ノ富士(左)に敗れる

珍しい取材拒否 自分自身への怒り

春場所千秋楽、取組後の支度部屋で極めて珍しい光景があった。風呂から上がった朝乃山は「今日は…。すみません」とだけ言い、報道陣に背を向け、上がり座敷に座った。報道陣に対応しないことを意思表示した。勝っても負けても15日間、毎日取材に応じるのが定番だったが、背中からでも伝わるほど悔しさ、自分自身への怒りが満ちあふれていた。

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1999年入社。スポーツ部ではサッカー(1)→バトル→五輪→相撲(1)→(5年半ほど他部署)→サッカー(2)→相撲(2)→ゴルフと担当。他に写真部、東北総局、広告事業部にも在籍。
よく担当や部署が替わるので、社内でも配った名刺の数はかなり多い部類。
数年前までは食べる量も社内でも上位で、わんこそばだと最高223杯。相撲担当になりたてのころ、厳しくも優しい境川親方(元小結両国)に「遠慮なく、ちゃんこ食っていけ」と言われ、本当に遠慮なく食べ続けていたら、散歩から戻った同親方に「いつまで食ってんだ、バカヤロー!」と怒られたのが懐かしいです。26年4月に文化社会部へ。