昨年7月、NMB48の6期研究生としてお披露目された大段結愛(おおだん・ゆい=14)が13日、NMB48劇場公演で、卒業を発表した。結愛の姉、大段舞依(おおだん・まい=24)もNMB48の4期生で、グループに在籍中。AKB48グループ5例目の姉妹同時在籍として、話題を呼んだ。

姉の舞依はこの日夜、本人、スタッフにも先駆けて、ツイッターに妹の決断を書き込んだ。12年12月に加入した姉舞依は、妹について「結愛が卒業発表しました。学業との両立を、ずっと頑張ってて、次に高校生になる結愛の相談もたくさん、のっていました」。受験勉強と活動の両立に悩んできた妹の思いに触れた。

結愛は、志望校へ進学できれば「また自分の夢を追いかけたいって言っていた」とし、当面は受験に専念する意向を代弁した。

当の結愛はこの日の研究生公演で、卒業を発表。「小学校の頃から姉にあこがれて、このキラキラしたステージに立っているアイドルになりたいという夢があって」と、説明。

NMB48のオーディションを受けて6期生として合格。「たくさんのことを経験させてもらったし、温かく見守ってくださるファンの皆様と出会えて本当に幸せでした」と感謝した。

一方で「結愛は来年受験生ということで、志望校に合格するには、まだまだたくさん、勉強しないといけないという現実ともぶつかっていました」と吐露した。9月までは活動予定で「卒業までの間に、たくさんできる限り、やりたいことに挑戦していきたいと思います」とコメントした。