今年の夢の1つ、「試合の場内アナウンスに挑戦したい」がかないました。7月3日、佐藤池球場で行われたBCリーグの新潟-福島戦で場内アナウンスをさせていただきました! 

4月に新潟の場内MCを担当している和泉睦さんにご指導を受けました。その成果を発揮する機会。放送ブースで席に座るまで緊張よりもワクワクの方が大きかったんです。でも、アナウンス直前、「球場にいるすべての方が聞き取りやすく、名前も読み間違いのないように」と一気に緊張が押し寄せてきました。

練習では選手の名前を抑揚をつけてうまく読むことができました。いざ本番になると、数分前にできていたはずの抑揚のつけ方が分からなくなって…。選手の登場曲が流れている中で「○番、センター、〇〇」と言うタイミングをつかむのも難しい。

動揺する私の隣で和泉さんがアシストしてくれました。うしろでは、この日、一緒に試合のお手伝いをさせていただいたNGT48のメンバーの安藤千伽奈ちゃんが応援してくれていました。おかげで安心して取り組むことができました。

初めて劇場公演に出演した時もこんな感じだったんです。練習の時は落ち着いてパフォーマンスできても、ステージに立って満席のお客さんに大きな拍手で迎えられると全く違う環境。肩に力が入って思うように踊れなかったり、何より始まる前がものすごい緊張。

それでも何度も経験すると、自然と周りが見えて楽しさを感じられるようになりました。次はもっと良くしようとアイデアも浮かびます。また場内アナウンスをする機会があれば、緊張を楽しみつつ、もっと親近感を持ってもらえるようにできればいいなと思っています。(NGT48 真下華穂)