10日付の中国紙、新京報は、AKB48の「選抜総選挙」で1位となった渡辺麻友が得票した15万9854票のうち3万5000票余りは中国のファンが投票し、結果を左右する決定的な役割を果たしたと報じた。

 渡辺を支持する中国のファンたちはインターネットを通じて180万元(約2900万円)の資金を集め、日本にいる仲間が投票権付きのCDを購入。中国から投票したという。

 AKB48は中国でも人気が高く、公演や握手会を開いているほか、上海版のSNH48も結成された。新京報は「会いに行けるアイドルという手法が成功している」と評価した。