もはや書かなくても誰からも特段求められず、書いたところで反響が数学的に絶無という、悲惨なまでに存在感を発揮してない、この「新宿から望む富士」シリーズ。

とはいえ、いよいよ冬突入直前となり空が澄み渡った11月30日、夕暮れ時に東京・新宿エリアからなかなか神秘的な富士山がたまたま撮れたので一方的にアップする。

「だから何なんだ」と言われるかもしれないが、新宿から見えた夕暮れの神秘的富士山。「だから何なんだ」というワードを聞いて景山民夫氏の著書タイトルを連想した人は、かなりの高確率で伝説的ラジオ番組「民夫くんと文夫くん」のリスナーだったと考えていいだろう
「だから何なんだ」と言われるかもしれないが、新宿から見えた夕暮れの神秘的富士山。「だから何なんだ」というワードを聞いて景山民夫氏の著書タイトルを連想した人は、かなりの高確率で伝説的ラジオ番組「民夫くんと文夫くん」のリスナーだったと考えていいだろう

ちなみに同シリーズの前回(10月6日=第5弾)は「初冠雪直前編」と題し、新宿から見えた、白い部分がほとんどない富士山の姿を掲載した。

甲府地方気象台の発表によると結局今年は、平年より22日遅い10月22日に初冠雪を記録。この夕暮れ時の写真では分からないが、それから1カ月以上たった本日、もう少し明るい日中に見ると、霊峰はすっかり雪化粧していた。

いろいろと世知辛い世の中だが、個人的には富士山がくっきり見えた日は、眺めているだけで理屈抜きで気持ちが浄化されていく感じになる。

そういった意味で、きれいに富士山が見えることが多い冬季は、無駄な思考をする時間がその分だけ相対的に減り、生理学的には脳内にオキシトシン、あるいはセロトニンがいい感じで分泌されやすくなるのではないかとにらんでいる今日この頃である。

いよいよ自分でも何を言っているかよく分からなくなってきたので本日はこの辺で。【文化社会部・Hデスク】