乃木坂46川端晃菜(15)が「6期生全国ツアー2026」で見せたい姿を思い描いた。全国5都市10公演を回るツアーで、今日27日はKT Zepp Yokohamaで神奈川公演の2日目に挑む。グループが結成された2011年に生まれた現在最年少メンバー。あどけなさの残る無邪気な笑顔と大人な凜(りん)とした表情の双方を持ち、自身の、そして6期生の“今”をありのままに届ける。【寺本吏輝】
★完全体6期
「ありがたいです」という言葉を何度も口にした。
6期生のみで臨む長期の舞台は昨年11月に行われた「新参者」公演以来、約1年ぶりとなる。今回のステージへ向けてのリハーサル期間での実感を「全員で活動出来ることのありがたみをより感じることが出来ました」とかみしめた。メンバーの活動休止があり、全員がそろわない期間が続いた6期生。今年4月に小津玲奈(19)が、8月に増田三莉音(16)が復帰して約1年3カ月ぶりに完全体に戻ると、勢いは加速した。「11人で集まることが出来ない期間が長かったからこそ、同期全員の空気感を味わえる日々が本当に楽しくて、当たり前じゃないなって。ありがたさを感じます」と喜びがにじむ。
同期全員で過ごす日々に幸せを感じ、絶賛成長中だ。「毎日練習する中で、頑張らないと、皆に追いついていかないと、という焦りもあります。でも、パフォーマンスも気持ちの面も確実に向上しています」と手応えも十分。同期と高め合い、励まし合い「1つの期だけで全国ツアーを回らせていただくのは乃木坂46で初めてです。絶対に成功させます」と強い心で挑む。
6期生だけでグループの曲を背負い、全国を行脚するという認識も持っている。幼い頃からグループに親しみ、同期で1、2を争うグループの知識の持ち主。これまでさまざまな楽曲を練習する中で「この方はこういう表情で踊られているな、映像を見て意識することもありました」と憧れを抱いて追いかけてきた。
しかし、このリハーサル期間に大きな転機が訪れた。「ライブチームのスタッフさんから『先輩を参考にするのも良いけど、その先には必ず先輩がいる。自分で何かを切り開かないと自分の道は作れない』と言っていただきました」。グループが大好きだからこそ、加入前からずっと見てきたからこそ、無意識のうちに“オリジナル”に寄ってしまう。そんな悩みもあるというが「曲のイメージは自分に根付いているところがあります。なので、そこは大切にしていきつつ、その楽曲をどう表現したいか、常に考えながら取り組んでいます」と鍛錬を積み重ねてきた。
★可能性無限
自分たちの道を確立しながら一丸となってステージに挑む6期生。今のリアルな姿を一言で表すと「色」と例えた。「6期生は皆いい子で遠慮しちゃうところもあるけど、それぞれのキャラクターをもっと出した方が良いなと思う場面があります。今回、お互いでそのキャラクターを引き立たせて、新たな一面を見てもらいたいです」と説明。一番近くで見ているから分かる同期の良いところをたくさん引き出し、彩りあるステージを作る。
未来の後輩を輩出する新プロジェクト「青葉坂46」の存在も意識しつつ「後輩が入ってくる前のこの貴重な時期にいただいたチャンスはありがたいですし、同時に責任もあります。乃木坂46に必要だと思ってもらえるような存在感を出していきたいです」と決意がみなぎった。
「ただ6期生でライブが出来て良かったね、でファンの皆さんを帰らせるようなライブにはしたくないです。かわいいだけじゃなくて、すごいんだぞ! って見せたいです」
さまざまな言葉を脳内に巡らせながら、自らの意思を確認するように力強い言葉を発した。一方、「良い意味で初っぱなから予想を裏切っていきたいです」と年相応のいたずらっぽい笑みを浮かべる場面も。グループと“同い年”の15歳。何色にもなることが出来る無限の可能性を秘めている。
◆川端晃菜(かわばた・ひな)
2011年(平23)1月14日、東京都生まれ。25年2月に加入した6期生。愛称は「ひーつん」。好きなアニメは「名探偵コナン」「ONE PIECE」。156センチ。血液型B。








