花組人気スター極美慎が、主演ミュージカル「DEAN」で東上初主演に臨んでいる。17日に開幕した大阪シアター・ドラマシティ公演は、23日に無事終了。いよいよ、日本青年館ホール(12月3~11日)の舞台に立つ。
1950年代、ハリウッド映画界に彗星(すいせい)のごとく現れ、類いまれな資質を持ちながらも、わずか3作の主演作を残し早世した希代のスター、ジェームズ・ディーンの姿を描く。
1976年にロンドンで初演。宝塚では81年に大地真央主演で宝塚バウホールで上演。91年に安寿ミラ、98年に絵麻緒ゆう主演で再演され、好評を博した名作ミュージカルが、谷貴矢氏による新たな潤色・演出で27年ぶりによみがえった。
極美は星組から、8月11日付で花組に組替え。花組生として初の公演となった。不安や孤独を抱え、自分を満たしてくれる何かを探し求めた彼の素顔に迫り、青春の象徴とうたわれるディーンの姿を舞台上に息づかせた。
極美は14年入団の100期生。22年「ベアタ・ベアトリクス」でバウ初主演、25年「にぎたつの海に月出づ」で2回目のバウ主演。今作が花組初主演作で東上公演初主演となった。【阪口孝志】




