映画「超高速!参勤交代 リターンズ」(16年公開)を撮影中の俳優佐々木蔵之介(47)が12日、京都市の松竹京都撮影所で京都国際大使に任命された。

 実家が京都市内の造り酒屋で、京都市の門川大作市長(64)から「生まれた場所が二条城の横という、京都の象徴のような…」と紹介を受け、任命状を手渡されると、照れくさそうに笑った。佐々木は「鴨川で遊んで、御所でセミとりをして、大文字の送り火を見ると『やばい、夏休みが終わる。宿題残ってるのに』と考えていた」という。

 現在、同撮影所を中心に京都で映画を撮影中。14年公開の前作撮影時も京都に約2カ月滞在。「絶対に昼も夜も違う店でご飯を食べる」と誓い、共演の深田恭子らと飲食店を何軒も渡り歩いた。独自のお薦め観光スポットの1つに京都市中京区の「錦市場」を挙げ「楽しい。鯖(さば)街道を通ってきた若狭の魚、鮮やかな京野菜。少し奥に入ると、いくらでも食べる店もある。ディズニーランドみたいです」とPRした。

 映画は幕府にムチャな参勤交代を命じられ、創意工夫を凝らし、金も時間も人手もかけずに任務を果たす弱小貧乏藩の物語。前作は江戸に出向く「参勤」だったが、今回は地元に戻る「交代」の様子を笑いと涙で描く。前作同様、独身の殿様を演じる佐々木は「今回は金どころか、城までなくなる。それに前回の倍は走る。撮影は前より過酷。衣装の鉢巻き、たすきはドロドロです」と撮影の一端を明かした。

 また、このほど福山雅治が結婚したことで、一部で独身俳優の「最後のトリデ」とささやかれているが、映画で、深田演じる許嫁(いいなずけ)がいることで「今は姫にぞっこんですので」とやんわり受け流した。なお“世継ぎ”を作る予定も「姫を守るのに精いっぱいですから」と、苦笑いで否定していた。