萩本欽一(74)が17日、前日16日に心不全で死去した放送作家はかま満緒さん(享年78)の都内にある自宅を弔問に訪れた。対面後に「冗談を言って笑っているような安らかな顔でした」と明かした。60年代後半、劇団旗揚げ当時、はかまさんに師事した。「新婚だったはかまさんの家でほとんど毎晩、朝までいた。はかまさんが作った事務所の第1号タレントでしたから、いろいろな番組に売り込んでくれたけど全部失敗した。でも公開番組で19回連続でNGを出した時も怒らなかった」と振り返った。
25歳の時、はかまさんのもとを去った。「迷惑ばかりで申し訳なく、熱海に逃げた。東京に戻って来てコント55号を組んで売れたけど、恩返しが出来ないままだった」。最後に会ったのは半年前で「ご飯に誘ったら喜んでくれた。春休みにまた行こうと約束していたのに」。そして「深い愛情に感謝してます。恩返しするためにも、体に気をつけて頑張ります」と話した。
はかまさんは慶大中退後、民放局に入社。59年に退社後、フリーの放送作家になった。「シャボン玉ホリデー」など人気番組を手掛け、ニッポン放送「ミュージック天国」ではDJとして若者に支持された。NHK・FM「日曜喫茶室」は開始以来40年近くパーソナリティーを務めた。16日昼ごろ自宅で倒れているのが見つかり、病院に運ばれたが死亡が確認された。




