世代を超えて世界的人気を誇る「X-MEN」シリーズの6作目となる「X-MEN:アポカリプス」(日本公開中)。第1作「X-メン」(00)につながる過去を描き、シリーズ全体の歴史を“ひとつ”にする集大成である。

 人類初のミュータントで、史上最強のパワーをもつアポカリプス。数千年の眠りから目を覚ました彼は、“神”として人類を支配しようとする。プロフェッサーX、ミスティークら“X-MEN”は新しいミュータントの仲間とともに、マグニートーを含む“黙示録の四騎士”を従えるアポカリプスに立ち向かう。地球をも破壊しかねない戦いの結末は…?

 映画の見どころは、過去作品とつながる人間関係。最初の3作で活躍したストーム、サイクロップス、ジーンなどの人気キャラクターが“X-MEN”になった経緯が詳細に描かれている。サイクロップスと、「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」(11)から参戦しているハボックの関係も明らかに。さらに、「ウルヴァリン」シリーズにつながる場面まで…?「X-MEN」の世界のファンにとって、最高に楽しめる映画となっている。

 人気キャラクターの若かりし頃を演じる若手俳優陣は、見事にベテラン俳優から役を受け継いでいる。特にソフィー・ターナー演じるジーンとタイ・シェリダン演じるサイクロップスについては、1作目から3作目の大人バージョンと立ち振る舞いなどがそっくりだと感じる場面もありつつ、ティーンエージャーらしい性格も描かれていて、ほほ笑ましい関係となっている。

 もちろん本作は、「X-MEN」シリーズに詳しくない人でも楽しめる作品。壮絶なアクション、息をのむストーリー展開、そしてジェームズ・マカヴォイ、ジェニファー・ローレンスら豪華キャスト。あっという間の2時間半となることだろう。【ハリウッドニュース編集部】