米アカデミー賞の前哨戦として知られる第74回ゴールデン・グローブ賞のノミネーションが12日、ロサンゼルスで発表され、俳優ライアン・ゴズリングと女優エマ・ストーン主演の「ラ・ラ・ランド」が、作品賞、監督賞など主要部門を含む最多7部門に名を連ねた。「ラ・ラ・ランド」は、女優志望のミア(ストーン)と売れないジャズピアニスト(ゴズリング)の恋と夢を描いたミュージカル映画で、ストーンとゴズリングもそれぞれ主演男優・女優部門でノミネートされた。続く6部門にノミネートされたのが、貧困地域に生まれ育った少年の人生を描いたバリー・ジェンキンス監督の「ムーンライト」で、「マンチェスター・バイ・ザ・シー」が続く5部門でのノミネートとなった。

 アニメーション作品賞部門でのノミネートが期待された「君の名は。」は候補から外れ、日本を舞台にした「クボ・アンド・ザ・トゥー・ストリングス」、ディズニーの「ズートピア」「モアナと伝説の海」などがノミネートされた。また、巨匠マーティン・スコセッシ監督が江戸時代のキリシタン弾圧を描いた「沈黙ーサイレンスー」もノミネーションから外れる結果となった。

 ハリウッド外国人映画記者協会によって選出されるゴールデン・グローブ賞の授賞式は来年1月8日にビバリーヒルズ・ホテルで行われる。(ロサンゼルス=千歳香奈子)