今年1月に「放牧宣言」としてグループ活動を休止しているいきものがかりのリーダー、水野良樹(34)が13日、都内で映画「くまのがっこう&ふうせんいぬティニー」(8月25日公開)の完成披露試写会に出席。グループの活動休止以降、初めて報道陣が集まるイベントに参加し、元気な姿を見せた。

 NHK「おかあさんといっしょ」の元うたのお兄さん、横山だいすけ(34)が歌う主題歌「さよならだよ、ミスター」の楽曲提供で映画に関わった。「今年の初旬に自分の息子が生まれたので、親子で見る映画に関われるのも縁だと感じて、自分の気持ちも込めながら、自分の気持ちがこの映画を見る人の気持ちとリンクすると思って、書かせていただきました」と、長男の誕生が楽曲に大きな影響を与えたことを明かした。

 だいすけお兄さんのことは、楽曲提供をするまで知らなかったという。初対面を振り返り、「だいすけお兄さん、すごくまじめで、最初の打ち合わせのときもすごく詩を読み込んできてくださって、歌詞の意味を聞いてくださったり、会議室なのにもかかわらずアカペラで『この歌い方どうですかね』って歌ってくださったんですよ。僕らチームも感動してしまって、こういう熱意が多くの人に届いていくんだと思いました」と、人柄に心打たれたようだった。