NHK木田幸紀放送総局長が20日、定例会見を行い、今月末に最終回を迎える連続テレビ小説「ひよっこ」の高視聴率を喜んだ。

 スタート当初は奮わなかった視聴率だが、7月20日の放送から20%超えが続いている。「思い起こせば4月の会見でなかなか視聴率が…、という感じだったが、夏場に入ってたくさんの方に見ていただけるようになった。応援していだき、お礼を申し上げたい」。また「スタッフ、キャストは難しい世界観に全力で取り組んでいただき、敬意を表する。人と人の結びつきやあたたかさが、全国津々浦々に染み渡ったと思う」と評価した。

 木田総局長は「放送もあと1週間と少し。ひよっこロスの人が大量発生するのを心配している。そういう思いは次の『わろてんか』に託していただき、朝から大いに笑ってほしい」とPRした。