タレントのヒロミ(52)が、音楽プロデューサー小室哲哉(59)の不倫疑惑と引退をめぐり「週刊文春」への批判が噴出している騒動に異論を唱え、「世の中の人たちでしょ、そうやって葬り去ってるのは」と指摘した。

 23日放送のフジテレビ系「バイキング」は、小室が引退を決意する引き金となった文春に対して批判の声があがっている騒ぎを取り上げた。

 俳優の中尾彬は、文春を毎週愛読していることを明かし、過去には自身をはじめ多くの芸能人が“文春砲”の的となったが「批判もなければ、雑誌に文句を言う人はいなかった。その人たちはそれで食べてるっていう意識が強かったから」と、芸能人と週刊誌の“共存関係”について語った。

 ヒロミも「昔だったら、週刊誌だから一週間ガマンすればどうにかなった」としたが、「今はそれが続いて、文春が出したことによってテレビとかいろんな報道があるからつながっちゃう」と、昨今では週刊誌で報じられたスキャンダルが大きく取り上げられてしまうことを嘆いた。

 またヒロミは「文春が悪いとは思わない」とし、「文春がやったからというよりも、世の中がスポンサーに言うとかして(スキャンダルを報じられた芸能人が)テレビに出づらくなくなる。世の中の人たちでしょ、そうやって葬り去ってるのは」と私見を述べた。