欅坂46の妹分グループ「けやき坂46(ひらがなけやき)」の2期生メンバー9人が12日、千葉・幕張メッセでファンイベント「おもてなし会」を開催した。

 昨年8月に加入したばかりの9人にとって、初の単独イベントとなったが、会場を埋めたファン7000人を熱狂させた。

 富田鈴花(17)が冒頭で「今日はこの会場が燃えちゃうんじゃないかと思うほど、熱くします!」と宣言した。最年長の宮田愛萌(19)は「いつも一緒にいる1期生さんに頼ってばかりだったので、今回は9人で皆さんを楽しませることができたらいいなと思っています! うまくいかないこともあるかもしれないですが、皆さんをおもてなしできるように最後まで頑張りますので、よろしくお願いいたします」とあいさつし、大歓声を浴びた。

 この日は、2期生の中で部活動を結成し、部ごとにパフォーマンスを披露した。音楽部の河田陽菜(16)はピアノ、金村美玖(15)はアルトサックス、富田鈴花(17)と松田好花(18)はギターを演奏し、4人で欅坂46の「チューニング」を披露した。欅坂46小林由依(18)今泉佑唯(19)のユニット「ゆいちゃんず」の曲。富田が「いつか私たちもユニットデビューできるといいよね!」と話すと、メンバーたちはうなずいていた。

 また運動部の小坂菜緒(15)丹生明里(16)浜岸ひより(15)渡辺美穂(17)は、1輪車や、2本の縄を跳ぶダブルダッチを披露。小坂はバレーのスパイクをしてみせ、カラーボールを客席に打ち込んだ。バスケ部出身の渡辺がスリーポイントシュートを一発で決めると、大歓声を浴びた。「入るかどうかわからなくてドキドキしたんですけど、でも入って本当にうれしいです!」と笑顔をはじけさせた。また、宮田は放送部として、全員のトークをまとめた。

 その後、ライブパフォーマンスも行った。けやき坂46「それでも歩いてる」「誰よりも高く跳べ!」や乃木坂46「おいでシャンプー」などを披露。アンコールでは欅坂46とけやき坂46の合同曲「W-KEYAKIZAKAの詩」を歌った。松田好花(18)は、「こんなにたくさんの方とおもてなし会を作り上げることができて、本当に恵まれていると感じています。たくさんの機会をいただいているからには、まずは1期生の先輩に追いついて、20人でひらがなけやきなんだって言ってもらえるように頑張りますので、よろしくお願いいたします」とあいさつ。大歓声を浴びた。