お笑いタレント松村邦洋(51)が18日、都内でライブ「ひとのふんどし」を開催した。

 松村のデビュー30周年を記念したライブで、ビートたけしや掛布雅之氏をはじめとする定番ネタから、旬のものまねまで惜しげもなく披露した。

 ライブでは長く親交のある放送作家の高田文夫氏(70)をゲストに迎えてトークも行われた。出生から現在までをさかのぼるように話し始めると、松村は徐々にヒートアップ。86年、ビートたけしのフライデー襲撃事件が起きた際には自身もたけしのものまねを封印せざるを得なかったといい、「僕も謹慎してました。早く復帰して欲しかったです」。

 また、09年の東京マラソンで心肺停止となり、生死の淵をさまよったことについて「日刊スポーツで1面になったんです。おやじがNHKにでるより喜んでました」と笑わせた。サプライズで松本明子(52)も登場し、共演した日本テレビ系バラエティー「進め!電波少年」の裏話で会場を盛り上げた。

 休憩時間を除き、松村はしゃべりっぱなしの約2時間。ライブ終盤には客席からのものまねリクエストに応えるなど、最後までサービス精神たっぷりに楽しませた。

 28日に東京・四谷区民ホールで追加公演が予定されている。

 7月12日には著書「松村邦洋の高校野球ベストバウト」(洋泉社)を発売。長年高校野球を見続けてきた松村が、思い出のエピソードをつづっている。