「スリー・ビルボード」が外国作品賞/映画大賞

第31回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞(日刊スポーツ新聞社主催、石原プロモーション協賛)が3日、決定した。

「スリー・ビルボード」(マーティン・マクドナー監督)が、外国作品賞に選ばれた。娘をレイプされ殺害された女性が、警察批判の路面広告を出したことに端を発したサスペンス。母としてのやり場のない怒りを、昨年のアカデミー主演女優賞フランシス・マクドーマンド(61)が緊迫感たっぷりに熱演した。

20世紀フォックスの日本代表ジェシー・リー氏は「アメリカの小さな町を舞台にしていますが、世界中、日本でも共感いただける、『怒りではなく、赦(ゆる)し』に関する話です。18年の終わりに、この映画のメッセージが少しでも伝われば光栄です」とコメントした。

◆スリー・ビルボード 米国の小さな街でレイプ殺人事件が起きた。被害女性の母ミルドレッド(マクドーマンド)は3枚の路面広告を立て、警察を批判する。市民からの抗議にもミルドレッドは1歩も引かない姿勢を見せるが、街では不思議な事件が起き始める。

◆外国作品賞・選考経過 「スリー・ビルボード」は「善と悪を固定的に考えていない。だらしのない警官も変わるのはキリスト教的」(福岡翼氏)などと高評価。「ペンタゴン・ペーパーズ」「グレイテスト・ショーマン」との決選投票を制した。