NHK木田幸紀放送総局長が20日、都内の同局で定例会見を行った。ピエール瀧容疑者(51)の代役として大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」の黒坂辛作役に起用した俳優三宅弘城への期待を語った。

木田総局長は「朝ドラ『あまちゃん』などても好演してもらい、主人公金栗四三を二人三脚で支える役どころを演じていただけると期待している」。役柄は、四三とともにマラソン用の足袋を開発する足袋屋「播磨屋」の店主。

三宅は、「いだてん」の脚本を担当している宮藤官九郎氏と同じ事務所「大人計画」の所属。起用理由についてドラマ番組部の責任者は「演技力が確かであり、宮藤官九郎さんとも付き合いが長く、世界観に早くなじんでいただける」と説明した。三宅は16話(4月28日放送)からの登場となる。