来年1月スタートのNHK大河ドラマ「麒麟がくる」(日曜午後8時)の新たな出演者発表会見が17日、都内で行われた。

同作は、俳優長谷川博己(42)が主演し、明智光秀の謎めいた前半生を含めた生き様を描く作品。

新たに発表された出演者は11人。また語りを市川海老蔵が担当することも発表された。来年5月に13代目市川團十郎白猿を襲名する海老蔵は、会見には出席しなかったが、「2020年はオリンピックの年であり、私事ではありますが襲名の年でもあります。そのような節目の年にこのような大役をいただき、大変光栄に思っております。魅力的な作品づくりの一助となるよう、精いっぱい勤めさせていただきます」と書面でコメントした。

光秀の正室、煕子役に木村文乃、斎藤道三の側室、深芳野役に南果歩、道三の家臣、稲葉良通役に村田雄浩、藤田伝吾役に徳重聡、今川義元役に片岡愛之助、織田信長の母、土田御前に檀れい、光秀の終生のライバル藤吉郎(豊臣秀吉)役に佐々木蔵之介、足利義昭役に滝藤賢一、三淵藤英役に谷原章介、細川藤孝役に真島秀和、松永久秀役に吉田鋼太郎。

書家の中塚翠涛さんによる題字もお披露目された。

3月にはすでに、大河初出演となる沢尻エリカ(33)岡村隆史(48)高橋克典(54)らの出演者を発表している。